今週の注目:
✨アマゾン、配送専用の拠点を全国で展開、当日・翌日配送可能
✨動画ダウンロード、アプリ「Tartube」が登場
✨Amazonネットスーパー、「プライムデー特選セール」を7月11日(金)から7月14日(月)まで開催
1、アマゾン
配送専用の拠点を全国で展開、当日・翌日配送可能
アマゾンジャパンは2025年内、当日および翌日配送対応を全国規模に拡充する計画を発表。岡山や北海道など6地域に新たなラストマイル拠点を設置し、当日配達用の施設も年内に16カ所開設予定。「午後1時までに注文された商品を、当日夜間帯に届ける」が可能になる。
Amazonの物流拠点にはすでに自走式ロボットが導入されており、100万台超が世界中で稼働中。今回は、移動ルートを効率化するために新開発の生成AI「DeepFleet」を採用し、運用効率を約10%向上させる。
情報源:https://news.yahoo.co.jp/articles/5b2a1fa7fcfaa41029a19de4dcf8a9005b72ffa0
2、Inception Labs
世界初の商用拡散大規模言語モデル「Mercury」を発表
スタンフォード大学などの研究者が設立したInception Labsは、世界初となる商用スケールの拡散大規模言語モデル(dLLM)「Mercury」を発表した。従来の自己回帰型モデルと異なり、拡散モデルを用いることで複数トークンの並列処理を可能とし、生成速度と応答性能を大幅に向上させている。
MercuryはGPT-4.1 NanoやClaude 3.5 Haikuと同等の出力品質を維持しながら、最大7倍の高速生成を実現できる。音声エージェントや翻訳、対話アプリケーションでの活用も期待されている。
情報源:https://gigazine.net/news/20250708-diffusion-llm-mercury/
3、動画ダウンロード
GUI対応アプリ「Tartube」が登場
「Tartube」は、YouTubeやニコニコ動画などの動画をマウス操作だけで簡単にダウンロードできる無料アプリという。高機能なダウンローダー「yt-dlp」をGUI化し、複数動画やチャンネル単位での一括取得にも対応しできる。
コマンド不要で使える設計に加え、FFmpegなど必要ツールもまとめて導入可能。PC初心者でも手軽に高性能なダウンロード環境を整えられるのが大きな魅力だ。
4、TikTok
TikTok禁止法はアメリカで「合法的に無視可能」?
2024年に成立したTikTok禁止法により、ByteDanceがTikTokを売却しない限り、米国内での提供や配布が禁じられる状況となっていた。しかし、2025年1月の就任直後にドナルド・トランプ大統領が施行を延期する大統領令に署名し、その後も繰り返し延期を続行している。
情報公開請求により、パム・ボンディ司法長官がGoogleやApple、Amazon、Microsoftなどに対し「TikTok禁止法は合法的に無視できる」とする書簡を送付していたことが明らかになった。TikTokは禁止法により一時停止されたものの、現在もサービス継続中。政権とテック企業による対応が今後の焦点となる。
情報源:https://www.msnbc.com/opinion/msnbc-opinion/trump-tiktok-law-congress-president-block-sale-bytedance-rcna217323
5、Google
動画AI「Veo 3」が1日3本まで生成可
Googleが開発した映像生成AI「Veo 3」が、月額2900円の有料プラン「Google AI Pro」でも利用可能になった。これにより、従来の最上位プラン限定の提供から対象範囲が拡大になる。ユーザーは1日に3本、最大8秒の音付き動画をテキストから作成できる。
「Veo 3」は2025年5月に登場したAI映像モデルで、初期はアメリカ限定・月額3万超のプランでのみ提供されていた。今回の展開で、日本を含む159カ国でも利用が可能になる。動画生成は、現時点ではテキスト入力のみ対応可能。Googleの担当者によると、画像から動画を作成する機能もまもなく実装予定。
6、Amazonネットスーパー
「プライムデー特選セール」が7月11日(金)から7月14日(月)まで開催
Amazon.co.jp上では、Amazon.co.jpアカウントをお持ちのすべてのお客様向けのサービスとして、Amazonフレッシュをはじめ、ライフ、バロー、成城石井など提携ネットスーパーがそれぞれ展開している。対象地域に住むユーザーは、生鮮食品から日用品までを注文から約2時間で受け取れる。
Amazonネットスーパーの各ストアでは、「プライムデー( https://www.amazon.co.jp/primeday )」が2025年7月11日〜14日に開催される予定。プライム会員向けに特価品やクーポンが提供されるほか、先行セールは7月8日から開始された。プライム会員以外も一部セールに参加可能。
物価上昇が続く中、Amazonは季節の食材や日常必需品を割引価格で提供し、買い物の負担軽減を狙うこのキャンペーンをお見逃しなく。期間中は注文集中や天候により配達に遅れが生じる可能性もあるという。
情報源:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002026.000004612.html
7、TikTok
日本で「TikTok Shop」を本格展開
TikTok for Businessは、アプリ内で商品を売買できるEC機能「TikTok Shop」を7月から日本で本格的に展開する。それに伴い、取引総額の拡大を支援する広告ソリューション「GMV Max」も導入予定。
TikTok Shopは、レコメンド表示やライブ配信を通じて商品を見つけ、購入までをアプリ内で完結できるのが特長。日清食品、ヤーマン、ユニリーバ・ジャパンなどの企業が出店を予定している。
TikTok側は模倣品や違反商品の取り締まりも強化しており、申請却下やアカウント削除を積極的に実施している。2024年下半期のグローバル運用においては、基準を満たさなかった160万件超の出店申請を却下。医薬品関連の規制も含め、45万以上の出店者アカウントと9万点以上の商品が削除対象となった。
情報源:https://news.yahoo.co.jp/articles/81804184dc90d6b3f9dbe77476f9f28be534f391