今週の注目:
✨XがAmazonとの提携を模索
✨Amazonでベストセラー1位の超音波洗浄機は詐欺商品?
✨自動巻きカールアイロンが海外で大ヒット
✨Amazon・アメリカでFBA手数料を値下げ
1、Amazon
XがAmazonとの提携を模索
X(旧Twitter)は、オーナーであるイーロン・マスク氏の差別的発言により、大手広告主が相次いで出稿を見合わせる状態になった。The Wall Street Journalによれば、この状況の下で、Xは中小企業からの広告獲得という方針を立て、オンライン・ショッピング大手であるAmazonとの提携を模索しているという。アマゾンの中小企業や事業者は、アマゾンの広告購入ソフトを通じて直接X(旧Twitter)の広告を配信し、Xで自社商品を表示させることができるようになる。
2、超音波洗浄機
Amazonでベストセラー1位の商品は詐欺商品❓
もし商品の上には「ベストセラー」というタグを付けられており、カスタマーの購買意欲を高める。Amazonの超音波洗浄機カテゴリでベストセラー1位となっている問題商品を確認してみると、商品ページには過去3000点以上の販売数があり、カスタマーレビューも星4.6の高評価が掲載された。
しかし、近日商品レビュー欄に、「非破壊検査してみて、実際はブラスチック製のもので、超音波洗浄機そのものではない」というクレームが見られた。非破壊検査とは、超音波や放射線、レーダーなどを使い、物を壊さずに内部の欠陥や劣化状況を調べる技術のこと。これは詐欺商品だ!
このレビューのキャプチャーは強い勢いでSNSで炎上し、「詐欺商品か」「検証ガチ勢すごい」などと話題になった。では、実際に分解してみたらどういうものか?
3、OpenAI
「GPT Store」サービス開始を延期
OpenAIは2023年12月2日、有料ユーザーに宛てたメールには「GPT Store」の開始を2024年初旬に延期すると発表した。「GPT Store」は、ChatGPT Plusと企業向けのEnterpriseユーザーが利用できるシステムであり、ユーザーは、ChatGPTとの会話をしたり、作りたいGPTを作成したり、新たな指示や追加知識を与えたり、組み込むことができる。
情報源:OpenAI「GPTs Store」開始延期、2024年初旬へ。「予期せぬ出来事あって遅れてしまった」
4、アリババ
人物画像をアニメ化するAI技術を開発
アリババの研究グループは11月28日、1枚の写真をを入力し、動きを指定するガイドによって、なめらかなアニメーションを作成できる「Animate Anyone」を発表した。参照画像からキャラクターの詳細な特徴を抽出し、動きを指示するために「Pose Guider」と呼ばれる仕組みを採用することで、外観だけでなく、服や髪型の一貫性まで高品質な動画を生成できる。
情報源:動画生成AIの進化早すぎ! 画像1枚から高品質な動画が作れる、アリババ製の「Animate Anyone」
5、Amazon・アメリカ
注目!FBA手数料を値下げ
アマゾンは2024年4月15日よりFBA手数料の値下がりを発表した。標準サイズの商品は1点あたり平均0.20ドルで、標準サイズ以外の商品は1点あたり平均0.61ドル引き下げることと決定した。また、2024年4月1日より、標準サイズ商品の月額保管料を1立方フィートあたり0.87ドルから0.78ドルに引き下げるのも発表した。
6、Amazon・アメリカ
アマゾンとティームー、シェインの激戦
最近、アマゾン・アメリカは服&ファッション小物というカテゴリーに対し販売手数料を大幅な削減することを発表した。これはまさにティームー、シェインの影響に対抗するためであること。サードパーティのデータによると、ティームー、シェインの "売上チャンピオン "は衣類であるので、アマゾンはティームー、シェイン成長の抑止力として衣類を着手しようとするという。 
7、人気商品
自動巻きカールアイロンが海外で大ヒット
先日、Tiktokアメリカショップの先週売れ筋ランキングが発表されており、自動巻きカールアイロンが販売台数9000台で、動画再生回数260万回で1位になり、wavytalkの5イン1カーリングアイロンセットが2位にランクインした。
8、アマゾン
プライム会員向け新配達サービスを試験的に開始
Amazonは最近、プライム会員向けに新しい食材宅配サービスを試験的に開始すると発表した。これは、同社のオンラインスーパーマーケットサービスに対する最新の調整である。プライム会員は月額9.99ドルを支払うと、ホールフーズとAmazonフレッシュから35ドル以上の注文で無制限に配達可能になるという。
9、殺虫剤
アマゾンなどのモールから撤去
フランスは、中国から輸入された殺虫剤の毒性が高く、人体に悪影響を及ぼすを理由にして、その商品の出品を禁止すると発表した。 この殺虫剤は「スナイパー1000EC」という名称で販売されており、主にナンキンムシやゴキブリなどの害虫駆除に使用され、アマゾンやフェイスブックなどの主要なeコマースプラットフォーム販売されている。
10、ウォルマート
「Add to Heart 」広告を開始
報道によると、ウォルマートは最近、"Add to Heart "と呼ばれるショッピング広告を開始した。 ウォルマートによると、23のエピソードで構成されるドラマの広告は、ウォルマートのホリデーウィッシュリストから商品を購入でき、全部で約330アイテムが登場するという。 また、23エピソードからなるこのキャンペーンでは、番組キャストが着用する衣料品や化粧品、家具や装飾品など330点以上のアイテムが含まれる。