1、アマゾン
ユーザーに10ドルの受け取り手数料を請求開始
海外メディアの報道によると、アマゾンはユーザーに10ドルの受け取り手数料を請求するようになったという。消費者の需要が弱まる中、アマゾンは他の小売業者とともに、宅配や返品にかかるコストを削減するための競争を繰り広げている。ここ数日、アマゾンは不特定多数のプライム会員にメールを送り、「Whole Foods、アマゾンフレッシュ、Kohl's shopなどの受け取り場所で25ドル以上の注文を受け取る場合、10ドルの手数料がかかるようになった」と知らせたという。アマゾンはこの報告に対して回答していません。
2、アマゾン
大型小包に新たな配送時間オプションを導入
アマゾンヨーロッパは、アマゾンが「大型・重量物」の配送テンプレートに新しい配送時間オプションを追加し、出品者がシステムから与えられた時間枠から特定の配送時間を選択できるようにしたと発表した。Amazonは、地域や郵便番号レベルでよりきめ細かい配送時間設定を利用するよう、出品者に呼びかけていた。発表によると、この変更により、重い商品やかさばる商品を購入するお客様に対して、より正確な配送約束を設定するための柔軟性が出品者に提供されるという。なお、その他の配送オプション(定期配送など)には変更がない。
3、SHEIN
4月も米国ショッピングアプリリストのトップに
2023年4月にショッピングアプリリストを発表したPYMNTSによると、評価指標は、チャネルリーチ、最新ダウンロード数、平均月間ユーザー数、ユーザーあたりのセッション数、平均セッション長である。SHEINは、総合得点で再びトップになったと報じられている。今月はウォルマートが2位に浮上し、アマゾンは3位に転落した。4位はアリババ傘下のAliExpress、5位はナイキのアプリ、6位は中国のウェブサイトであるAlibaba.comとなっている。
4、米国市場
家庭用品は成長が遅いカテゴリの一つ
DigitalCommerce360とBizrateInsightsは、米国の家庭用品消費に関する最新の年次レポートを発表し、DigitalCommerce360が発表した米国内の上位1,000の小売業者の中で、家庭用品は成長が遅いカテゴリのひとつであると述べている。このデータによると、2020年から2022年のコロナ流行期においても、ハウスウェアの成長は15.5%にとどまるとのことである。これに対し、米国のオンライン販売の成長率は平均21.9%で、ホームデコールの成長率は25.1%、スポーツ用品は23.4%、アパレルとアクセサリーは16.5%となっている。
5、世界
ブティックコーヒー市場は2030年に1,205億米ドルに達すると予測
生活水準の向上に伴い、コーヒーは国内外のユーザーにとって最も人気のある飲料のひとつとなっており、世界のブティックコーヒー市場も年々増加している。coffinanceによると、世界のブティックコーヒー市場は、2022年に457億4500万米ドルに達し、2030年には1205億3900万米ドルに達すると予想され、この期間、CAGR12.9%で成長する見込みである。
6、日本
2022年度家計消費支出は2年連続の増加
総務省が発表した2022年度の家計調査の結果によると、2人以上の世帯の1世帯あたりの平均消費支出は、物価変動を除いた実質で前年度比0.7%増の29万3671円となり、2年連続の増加となった。名目上の増加率は4.5%で、比較可能なデータがある2001年度以降で最高となった。物価の上昇が実質的な支出額に強く影響した。一方、2023年3月の消費支出は312,758円と発表され、前年同月比実質1.9%減、2ヵ月連続の減少となった。
7、アマゾンジャパン
6月10日から商品安全ポリシーを更新へ
アマゾンジャパンは、アマゾンが6月10日から商品安全ポリシーを更新するとの発表を行った、発表によると、アマゾンはリスクの高い商品について商品安全ポリシーを更新するという。この新しいポリシーは、2023年6月10日から適用される。これに伴い、商品安全調査のヘルプページも2023年6月10日付で更新される。
8、国際市場
ハンドケアは2025年に39億ドルに達する
手、特に爪への関心とケアは高まり、スキンケアの一部となった。Euromonitor Internationalによると、このカテゴリーの世界売上高は過去5年間で28%以上成長し、2025年には39億ドルに達する見込みである。この成長は主に、ジェル、グラスファイバー製ネイルなど、これらに使用される製品や技術がより多様化したことに起因している。
9、アマゾン
ChatGPTのような機能を内蔵したAIロボットのアップグレード版を開発中
Amazonは、家庭用ロボットAstroのアップグレード版を開発していると報じられている。これはAstroの新しい段階となり、Amazonが既存の製品に人工知能(AI)モデルを追加する最新の例となる。Astroロボットの新バージョンは、ChatGPTのような機能を搭載し、Large Language Models(LLM)やその他の高度なAIモデルにより、観察したものをよりよく理解し、物事により賢く反応することができるようになる。